脳神経外科の看護師

体の内臓が調子が悪ければ内科、手術が必要な怪我や病気は外科という風に分けられますが、それと比べて脳神経外科というのは比較的なじみがない診療科だと思います。
脳神経外科は、脳や神経が何らかの原因で障害や炎症を起こし、病気になった人たちを治療する科です。
脳や神経は人間が生きて、体を動かしたり、色々考えたりするのにとても重要な器官です。
そのために、緊急性の高い患者さんが運ばれてくることが多いです。
外来の患者でも、いつ急変してもおかしくないような患者さんがたくさんいます。
脳神経外科で働く看護師は、他の科の看護師よりも脳や神経に対しての知識が必要になります。それに、精神的にも肉体的にもタフでなくてはいけません。
症状が落ち着いても脳や神経に障害が起き、生活に支障が出るレベルの障害が残ってしまう患者さんも多くいます。
こういった患者さんへの、日常生活のサポートや、できないことをできるようにする発想の転換や工夫なども知っておくといいでしょう。
また、脳や神経の病気であることから、治療をした全ての患者が意識を回復するとは限りません。脳神経外科の看護師はこういった患者さんの家族とも常に連携をとれるようにしておく必要があります。
障害が残ってしまった患者さん本人、そしてその家族の精神的なケアも要求されます。
緊急性の高い患者さんが多いことから、看護師には迅速な行動や判断が求められます。
時には手術に立ち会わなければならないときもあるでしょう。
非常に忙しく、そして過酷な業務が多いため、脳神経外科の看護師には脳神経外科で働きたいという希望と、健康に恵まれていることが大切です。まずは日頃からの健康管理が重要でしょう。
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